こんにちは！さっさです。
このブログでは、以下の人たちに向けて紹介しています。
- 見たいアニメがない
- アニメ見る前に迷っている
- どんなアニメだったか、思い出したい
今回、おすすめするのは憂国のモリアーティです。
ジャンルはクライム・サスペンスです。
『憂国のモリアーティ』は、2020年から第２クールまでで全24話で放送されていました。
原作の漫画は、『ジャンプスクエア』にて2016年より連載されています。
現在は16巻まで刊行されていて、最新刊16巻は12月3日に発売されたばかりです。
憂国のモリアーティ 16 （ジャンプコミックス） [ 三好 輝 ]
そして、2018年の「第13回 全国書店員が選んだおすすめコミック」の一般部門で第２位に選ばれました。
またコミック累計発行部数は500万部を突破しています。
憂国のモリアーティ 1 （ジャンプコミックス） [ 三好 輝 ]
それでは見ていきましょう！ぜひ最後まで見ていってください。
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あらすじ
ざっくりどんなアニメなのか説明していきます。
19世紀末。産業革命が進む中、着実に勢力を拡大し栄華を極めたイギリス。
しかし技術の進歩と発展とは裏腹に、古くから根付く階級制度によって、人口の３％にも満たない貴族たちが国を支配していた。
当たり前のように特権を享受する貴族。明日の暮らしもままならないアンダークラス。
人々は生まれながらに決められた階級に縛られて生きている。
ウィリアム・ジェームズ・モリアーティは、そんな腐敗した階級制度を打ち砕き、理想の国を作り上げるために動き出す。
このような感じで、ストーリーが進んでいきます。
おすすめ
サスペンス
皆さんの中にも「モリアーティ」という単語に、聞き馴染みのある人が多いのではないでしょうか。
そもそもコナン・ドイルの『シャーロック・ホームズ』シリーズを原案に、ホームズの最大にして最強の宿敵であるモリアーティ教授を主役に据えた物語が展開されています。
モリアーティたちは次男のウィリアム(CV.斉藤壮馬)を中心に、それぞれ表の顔を持ちつつ、裏の顔として「犯罪相談役」として暗躍します。
彼らはただの”犯罪狂”ではなく、社会の歪みの中で特権階級である貴族によって虐げられたアンダークラスを救う”犯罪卿”です。
まさに労働者たちの個別にある貴族への恨みを晴らすために「犯罪相談役」として存在しています。
その鮮やかで華麗な手口をぜひ堪能してください。
歴史好き
19世紀末のイギリスといえば、まさに大英帝国全盛期の時代で各国に対して、ありとあらゆる繁栄・栄華を極めていた時代です。
この頃のイギリスは本当に負けなしで、イギリス本国は大きくないのに各地に存在する植民地で世界最大の領土を持っていました。
そんな外から見ると、素晴らしいとしか言いようがないイギリスですが、その内実は現代以上に身分や格差によって民衆と特権階級の分断がもの凄かったです。
歴史では詳しくわからない、民衆たちのそれぞれの不満や恨みがどのような形で存在していたのかが知れます。
彼らは普段どのような生活をしていて、大変・苦しい思いをしていたのか、モリアーティたちの目を通してわかります。
高度な頭脳戦
ウィリアムは裏では「犯罪相談役」をしていますが、表ではモリアーティ伯爵家の次男で大学の数学教授であり、副業として市井の小さな問題を解決する私立相談役を行っています。
幼い頃から字の読み書きができ、非常に博識でした。
犯罪相談役として犯罪に手を貸していますが、決して捜査の手が伸びてくることはありません。
その時代では非常に巧妙な手口で犯罪の手助けを行っていました。
またその一方で、シャーロック・ホームズ(CV.古川慎)は自称、世界でただ一人の諮問探偵です。
抜群の推理力で数多の事件を解決する名探偵なのですが、常に謎を追い求め、のめり込みすぎる傾向があります。
彼はその推理力で、ウィリアムたちの犯罪に唯一近づいていきます。
その中でウィリアムの卓越した洞察力と思考力に興味を持ちます。
一つひとつの犯罪が彼らにとって、まさに対話であり犯罪卿の考え・計画を知っていきます。
憂国のモリアーティ トラベルステッカー (6)シャーロック・ホームズ
見どころ
華麗なる兄弟愛
モリアーティ家の三兄弟は血の繋がった実の兄弟ではありません。
次男のウィリアムと三男のルイス(CV.小林千晃)は元々孤児であり、ある時養子として迎えられました。
長男のアルバート(CV.佐藤拓也)には、実の兄弟がいたのですがある事故をきっかけに亡くなってしまいました。
彼ら兄弟は本当に実の兄弟以上に絆、誓いで強く繋がっています。
階級社会の歪み
階級制度によって同じ人間のはずなのに、神に選ばれし者、選ばれない者に思想が分けられてしまいました。
政治も特権を手放そうとしないため、一向に変わることはありません。
そんな社会の中で、ウィリアムたちはアンダークラスが貴族たちに反撃する機会を与えました。
彼らはアンダークラスを焚き付け、そんな腐敗した階級制度を打ち砕き、理想の国を作り上げようと動き出します。
正義と必要悪への考え方
当たり前ですが、犯罪はどこまで行っても犯罪には変わりありません。
しかし、貴族は一方的にアンダークラスを痛めつけ、アンダークラスには反撃する手段がない世の中です。
その社会を更生させるために、反撃できることを教えました。
しかし、これはウィリアムたちにとって正義でありながら、一方で必要悪だと認識しています。
そのためホームズという本当の正義を掲げました。
ぜひ皆さんも一度考えてみてください。
まとめ
『憂国のモリアーティ』とは
- 「犯罪相談役」「諮問探偵」によるクライム・サスペンス
- 歴史・階級社会の歪み
- 世界を変革する正義と必要悪
ここがまさに見どころです。
2022年４月にOVA「憂国のモリアーティ～百合の記憶～」の発売が決定しました。
【先着特典】憂国のモリアーティ～百合の追憶～（特装限定版）(A5ミニクリアファイル)
こちらもぜひお楽しみに！
これからもよろしくお願いします。
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僕自身も利用していて、見たい時に見たいアニメが配信されていることが非常にありがたいですね。
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